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前回の内容が無理から過ぎだろ…(-_-;)
そろそろ無茶は止めにしとこう…。

「じいさん、毒の沼も聳え立つ岩山も出した事だし、RPGのネタ的にはもう十分だと思うのだが…。」

「RP…何?何だ?それは…?」

「後は終盤で雪国に到着して魔王の本拠地に乗り込む訳だが…、何でRPGの終盤で雪国に到着するんだろうな?しかし、FF6は雪国から始まったからセオリーって訳でも無いのだろう…。
現に主人公アイオリアも雪国でぶっ倒れから始まったし。…あれはRPGでは無いか。」

「ほえ?ほえ?何の事だかさっぱりなのだが…???」

「俺が言いたいのはだな。終盤に雪国に到着するパターンが多いが、雪国と言えば誰もがアイツが登場するんじゃないか?と連想するだろう紅いアイツだ。」

「紅いアイツ…???誰だ…?キャスバル兄さんか?」

「…それは俺だ。厳密には紅いでは無く赤い彗星だがな。」

「ほい?」

「だが、こんな収集の着かない状態で紅いアイツが登場してみろ?おそらく今以上に収集の着かない状態に陥ると思われる…。」

「はぁ…???」

「だからな、じいさん。」

「うん?」

「俺は今日、一気に形を付けに行くぜ。」

「ん?」

「敵のアジトに乗り込んでやる!」

「何とぉ!?一気に敵のアジトに!?無茶だ!罠とか張ってあるに決まっとる!炎に巻かれて身動き取れなくなったりしたらどうするんだ!?私が…。

「それなら、其処にサガが現れて皆がよく知る展開で好都合ってもんだ。」

「何の事だ…???」

「…と、言う訳で、行くぞ!じいさん!」

またしても、ミロは現実世界では有り得ない惨劇を生む光の速さで駆け出した。じいさんを引っ付かんで。じいさんの状態は…察してくれ。

「み…皆…様…
いや…。
み…ミロ…様…、御覧、下…さい、正面に、見え、ます、のが…魔王、城で、御座い、ます…。ガクッ」

「………。
じいさん。体を張ったつまらねぇギャグをありがとうよ。
俺が一気にぶっ倒し………」

ガバッ!!

「それは駄目だ!!お前さんはあくまで!!」

「救世主を呼び出す係な。分かっとるわ。お客様のお呼びだしを…って店内放送係みたいなもんだろ?ってか、ジジィ元気だな。さっきの『ガクッ』は何だったんだよ?」

「何かノリで…。分かってるなら良いんだ。後は頼んだぞ…バタリ」

「そんな倒れ方したら木の根に取り込まれるぞ?
まぁ、良いか。
サガ、やっておしまい!
…これじゃ駄目だ。サガは『アラホラサッサー』って言うキャラでもポジションでも無い…。
サガの声のあれ…、ブリキニタヌキセンタッキってやつ…、駄目だな。これじゃ大巨神と大天馬がやって来る。天馬呼んだら駄目だろ?最後が星矢ってまんま聖闘士星矢になってしまう…。
う~ん、う~ん…。」

「そう言う場合は『サガァ、来てぇん』と艶っぽく呼べば良いのだ。」

「………。まだ呼んで無いんだけど…。ま、良いか。
サガ、俺を連れて帰って。」

「フッ。容易い事だ。ギャラクアンエクスプロージョン!!!」

魔王城は中にいる四天王の残り三体も魔王も何もかも吹っ飛ばして瓦礫の山となった。

「一瞬だな…。
あれ?誰かいるぞ?」

「うん?
誰だ?大丈夫か?」

「うう…。ま、魔王を倒してくれた、救世主様…。」

「如何にもそうだ。」

「私は、この国の、王…です…。」

「王様が何でこんな所で寝っ転がてんだ?しかも全裸で。」

「おそらく、救世主に憧れた者達の流行のファッションなのだろう。差詰め、私はファッションリーダーと言う事だな。聖域でも流行れば良いのに。」

「流行ってたまるか!」

「………。続きを話してもよろしいかな…?」

「どぞどぞ。」

「我が城は魔王に乗っ取られ魔王城となってしまいました。私は囚われ、地下牢に幽閉されていたのです。」

「む。それは品行方正な神の様な兄に悪魔の様な弟が楯突いた為にではないのか?」

「いや、それ、サガとカノンの事だし。お前等位しかそんな事無いし。」

「………。続き、よろしいですかな?私がこんな格好なのは、城共々王冠も服も消し飛んでしまったからで…。」

「よく生身は無事だったな。お前も聖闘士にならないか?」

この国の王はスルースキルを身に付けた。

「この国を魔王の手から救って頂きありがとうございます。本来なら国を上げて盛大にお礼をしたい所ですが、何分、私には何も残っておりません…。救世主様のおかげで。」

この国の王は嫌味スキルを身に付けた。

「私に残された物は、私と亡き妻の形見の結婚指輪だけ…。せめて、これをお受け取り下さい。」

「そんな大事な物を貰う訳には………。」

サガの一言をスルースキルのおかげでスルーし、ミロの左手薬指に亡き王妃の指輪をギュウギュウ無理矢理嵌めこんでいる。

「ちょっ、無理から過ぎ…嵌まらないって…。」

「救世主様には私の指輪を…。」

王から受け取った指輪をサガは自分の左手薬指に嵌めた。

「うむ。これで我々は晴れて夫婦となれたな、ミロ。」

「ちょっ、強引過ぎだし…。」

最後はやっぱりこれよね。サガはミロを姫抱きすると

「では、元の世界に帰ろうか、我が妻よ。」

「あ~………、ま、良っか…。うん。早く帰ろう。」

アナザーディメンションで帰って行った。

「ところで、ミロ?」

「何だ?」

「新婚旅行の行先は………。」

「そんなの行かなくて良いよ。ある意味散々旅行してた訳だし。聖域でゆっくりしたい。」

「そうか。それは好都合だ。私が立てた旅行先の計画は『宝瓶宮寸前の階段でキャンプ気分を味わおう』だからな。聖域を離れたくないならばピッタリだ。流石私は妻の気持ちを良く理解した良き夫だな。
そこで甘い素晴らしい初夜を迎えるとしよう。」

「おまっ…!滅っっっ茶苦茶!!嫌味な事になるんだけど!!」

「新婚旅行二日目は『双児宮のカノンの部屋でキャンプ気分を味わおう』だ。」

「………。お前…凄いわ…ある意味…。」

サガさん、良い性格してますね。末永くお幸せにね。盛りまくれ!!

終わり。

こんな内容でサガミロ謳ってんじゃねぇよ!!!
ごめんなさ~い(>_<)












「御老体…、まるでスルメの足の様な状態に…。光の速さで生じる衝撃波に耐えられなかったか。」

「光速は超音速どころのレベルじゃないからな。真面目な話をすると、光速って一秒間で地球を七周半出来る速さだからな。光の速さで移動したらこの町に着くのもあっと言う間どころの話じゃないもんな。真面目な話、衝撃波で地球が砕けてる。」

「それは言ってはいけない話だ。」

「ま、そのじいさん、温泉にでも浸けておけば復活するんじゃね?増えるワカメみたいに。」

「何を馬鹿な事を…。増えるワカメどころか増えまくるワカメみたいだったらどうする?辺り一面御老体だらけになってしまうぞ。」

「ブッハ!それ、逆に見てみたいわ。」

「それよりもだ。一日最低三回は入浴しなげればならないと言うのに、お前は二日も入浴していない事になる!」

「急に力説になったな…。そんな事力説されなくても俺自身が早くさっぱりしたい訳。早く入ろう。」

「入ろう?それは、一緒に入浴しようと言うお誘いと言う事だな。」

「いやいや。公共浴場だからな。普通に『入ろう』で合ってるからな?」

「公共の浴場で…。お前がそんな大胆な羞恥に晒される趣味を好むとは意外だった…。
だが!このサガ!お前がそう言うプレイを望むのならば!全力で挑んでみせよう!」

「ツッコム気力も無くなる程好き勝手言ってる所悪いけど、挑まなくて良いからな?ってか、止めてくれ、頼むから!」

それから…。

「御老体、空気を読んでくれぬか?何を当たり前の様に三人で入浴している?」

「はい?何か不都合でも?と、言うよりもですね。温泉に浸からないと私、スルメの足の様なままだったんですけど…。」

「後で好きなだけ水分吸収すれば済む話ではないか。」

「一夜漬けならぬ一夜浸けだな。」

「はい、はい。分かりました、了解しました、了承しました。」

「今『はいはい』ったか?」

「いーえ!『はい』を二度言っただけで『はいはい』ではありません!」

「どうでも良いから早くとっとと上がらんか!」

「…はい…、はい。」

じいさんはタオルで前を隠し、貧相なシワシワの裸体をまたしても晒す。
何だかんだで、このじいさん、このお話の中では今のところ、カリスマ全裸ー・サガよりも裸体を晒す回数を上まっている。
心底どうでも良い情報をお知らせしました。

「ミ………」

お時間でーす。
惜しい!サガさん残念でありましたな。

「…俺、何時になったら帰れるんだろう…。」

元の世界に帰る心配をしてばかりのミロですが、何だかんだでサガの言葉の暴挙に全力で否定したり抵抗したりしないのは、何故なんでしょうね…?ウフフ…。

続く。


「さて…、落ち着いた所で今日もサガを呼び出しちゃおうかな。」

「うん?お前さん、何だかウキウキしとらんか?」

「してないけど?」

「ふむ…?」

「さぁて、今回のサガエさんはぁ?」

ボワァァン!

「カノオです。」

「………間違えた。やり直し。」

「待て!待て!待て!追い返すな!」

「だって、お前カノンじゃん!サガじゃないじゃん!」

「救世主様では御座らんのか?」

「御座らん、御座らん。コイツはサガの双子の弟の方。似てるけど別人。」

「わ、私は…、(チラ)き、救世主に御座います。」

「コイツ只のじいさんだから、ポセイドンじゃないから、偽らなくて良いから。
ほら。撤収、撤収!」

「あ~!ミロ~!ミロ~!!」

「…煩いな…。」

カノン強制退場。

「あわわ…。救世主様と瓜二つの双子…。お主の世界にはあんな恐ろしい破壊力を持つお方が二人も存在するのか…。」

「二人どころじゃないけどな。色々居るぞ?」

「お主も含めてな…。」

「よし。今度こそ。」

「す、すまんがな。」

「何だよ?」

「出来れば、ほれ、あの、召喚師ユウナみたいに召喚してくれないかの?ほれ、あの、ダイヤモンドダスト使う別嬪さんみたいなのは召喚出来んか?ワクワク」

「救世主呼び出すんじゃねぇのかよ?色欲ジジィ。」

「はっ!そうだった…。私とした事が…。」

「まぁ~、居るには居るがな。ダイヤモンドダスト使う美人も。」

「マジかよ!!!」

「マジかよって…。マジだよ、だけど、男だぞ?しかも、青じゃなくて紅だし。」

「今更、男とか、そんな性別問題外な世界で…。」

「だからな、俺から見てな、俺に対してポジションが男だって…皆迄言わせんな!
まぁ、良いわ。ダイヤモンドダスト使う美人ってシヴァだな?シヴァったら異国の破壊神だったな。破壊神並みったら…
サガァ~!出番~!早く来て~!俺もう我慢出来な~い!
…二日も風呂に入らないでいるのが…。」

「あぁぁ…、シヴァ…、一目見たかっ…、救世主様!よくぞ、来て下さいました!」

「変わり身早っ…。」

「御老体、いきなりだが、温泉が湧く街はないのか?この手の話にはよく有るであろう。温泉が自慢の町が一つは出てくるのがセオリー。」

「いきなりですね。有るには有りますが、あの高く聳え立つ岩山の方向…。迂回して迂回して物語の中盤辺りに辿り着く距離になります。」

「あの岩山の方向だな。」

「え…、あ、ま、まさかぁ!!!」

「ギャラクシアンエクスプロージョン!!!」

「あわわ…、あんなに高く聳え立つ山々が…。見る影も無く…。すまねぇ、この世界に生きる人々よ…。オラのせいで、オラのせいで~。赦してくんろ~。堪忍してけんろ~。うっうっうっう~…。」

じいさんは錯乱の余りキャラが変わってしまった様だ。

「物語の中盤辺りに辿り着く距離?そんなもの光の速さを持ってすればスープの冷めない距離に過ぎん。」

ミロはサガと共に光の速さで走った。じいさんの腕を引っ付かんで。じいさんは、子供が薄汚い古いお気に入りのヌイグルミを引っ付かんで走っている時のヌイグルミの様にブォンブォン振り回されて、まるで強風に煽られる洗濯物の様にベランダから飛ばされんばかりにはためいている。
よく忍者の修業で、布を地面に着けずに走れと言われているが、じいさんを一度も地面に着ける事無く走るミロは、忍者に成れるどころか免許皆伝師範代クラスだろう。文句無しに花丸あげちゃう。合格の判子も押してあげちゃう。

そして、あっと言う間に中盤辺りに辿り着く距離にある温泉が自慢の町に到着した。

続く。




本編を書く前に、先日、家の三姉妹がお人形遊びをしてたんですね。そしたら、スティッチが珈琲飲んだら狂暴化するみたいに、特定の食べ物食べたら、プリティリズムですか?アイカツですか?何かコーデがプリキュアの様に変身する設定らしくて、スターだラブリーだポップだ何だとやいやい言ってたんですけど、水瓶座次女がですね。「違うの!〇〇ちゃん(リカちゃん人形に遊び内に付けた名前)はクールになるの。」「クールになんねんで。」「クールになんねん。」って、三回位は「クール、クール」言ってました。流石水瓶座。「クールになるのだ!」なんですね(笑)
ってか、クールコーデってどんなんだよ?極寒の地でもノースリーブにレッグウォーマーか?
で、家の三姉妹は各々アイドルリカちゃんって、三人組のアイドルグループのお人形さんを一体ずつ所持してるんですけどね、その三人組がリカちゃん・ツバサちゃん・ミサキちゃんって名前らしくて。
ツバサにミサキって…、それ、どんなサッカー漫画のアイドルグループよ?(笑)
因みに、家の嬢ちゃんズは翼君も岬君も知ってます。「ボールは友達。友達を蹴る~!蹴る~!友達なのに蹴る~!」って言ってます(笑)

じゃ、本編続き。


テクテクと、敵が現れても無関心で歩みを止めぬ故に踏み潰したり、飛びかかって来た敵は払い除ける動作でぶっ飛ばしたりして、故意に戦闘にせずに歩き続けるミロとじいさん。

「うぬぅ!毒の沼が行く手を阻んでおる…。この毒の沼は足を踏み入れるとダメージを受け命に関わる…。迂回するしか仕方がないな…。………って!うぉーい!!!」

目の前に広がる毒の沼の説明をするじいさんの襟首を掴んだと思ったら、ミロはそのままじいさんを毒の沼向こう岸に投げ飛ばす。その重量の物体を軽々遠投するミロ。凄いパワーだ!

「ぐえっ!!!」

対岸迄投げ飛ばされたじいさんは、上手く受身を取れず背中から落ち、しこたま背中をぶつけながら着地した。
顔面から落ちない辺り、やはりこの世界の住人は聖闘士達の世界の住人と違う様だ。

ミロはズボンたくし上げると裸足になり毒の沼の中をザブザブ歩く。裸足で駆けてくサザエさんもビックリだ!

「あわわ…。お主毒の沼の中を…平気なのか…。」

「あ?俺が毒でダメージ受ける訳ねぇじゃん。
あ~…、足が沼の泥で汚れて紫になったな…。まぁ良い、紫も嫌いな色じゃないし。青ミロちゃんも素敵だしな。」

「な?な?な?…???
毒の沼の毒でもノーダメージとは…、本当に魔王もビックリのステータスだ…。私も熟とんでもない者を召喚してしもうた…。この世界の人達にお詫びせねばならんレベルかもな…。」

「グダグダ言ってんじゃねぇよ。この泥洗い流せる場所探せよ?」

「…はい…。」

せっせと川の水を運ぶじいさん。足を洗った汚水は毒の沼へ。空き缶はくずかごへ。川で足を洗ったら川の水が毒で汚染されちゃうもんね。流石ミロさん。

足が綺麗になったミロは再びテクテク歩みを進める。

「………。何してるんですか?」

「え~?昨日サガが何か面白い事言ってたから私も来てみたんだよ~。」

「どうやって?」

「スターライトエクスティンクションディメンションパワー付き。」

「ディメンションパワー…。貴方、葵さんですか?ヒーローのけんた君は何処に?」

「ウィングマン関係無いし。あ、有る意味ウィングマンなら、ほら、私を背負って歩いてくれてるよ~。」

「アイオロス…。確かに聖衣に羽生えてるけど…。何やってんの?」

「よく分からないけど、教皇に無理矢理連れて来られてな。ハハハ。」

「笑い事じゃないよ…。」

「実はさぁ、どうせなら三蔵法師ご一行で来ようと思って。玉竜みたいな白馬に跨がりたかったんだけど白馬いないから、白い馬って言ったら白い天馬だろ?でも、アテナが星矢巻き込んだら駄目っておっしゃったから、代わりに人馬にしたの。」

「で、このデスマスクとシュラとアフロディーテは?」

「勿論、猿と河童と豚の代わり。」

「キーキー(棒読み)」
「ブーブー(棒読み)」
「カ…カッパ…カッパ…?」

「何だよ、それ?河童って『カッパカッパ』って鳴くのかよ?」

「だ、黙れ!では、河童は何と鳴くんだ!エクスカリバーで蟹の活き造りにしてやろうか!」

「デッちゃん、アフロディーテ、シュラ。
お疲れ…。」

「「「ああ…(げんなり)」」」

「この者達もお前さんの知り合いか?」

「ああ、そう。」

「どーもー。家の者達がお世話になってます~。サガリンとミロリンの事ガンガンこきつかってやってねぇ。」

「救世主様とこの方には大変お世話になって…なって…、なって、ない、よ…。
年寄りを年寄りとも思わんし、特に何をしてくれるでも無い上に魔王も青ざめる様な破壊活動…うっうっうっ…。」

「大変ですねぇ。お見かけした所、かなりご高齢の様で…、失礼ですが、おいくつでいらっしゃいますか?」

「数え年で御歳93歳になります。ですが、まだまだ現役、若い者には負けませ………。」

「わっか~い!まだ二桁!いやぁ、お若い!私なんて248歳なんですよ~。いやぁ、お若くて羨ましい!」

「こ、この方は何を言っておるのだ?ボソボソ」

「あ~…、あれ本当だから、若く見えるけど本当の歳だから。サガより怖いからな。機嫌損ねたら卓袱台返しで吹っ飛ばされるぞ?ボソボソ」

「き、救世主様より…!それは恐ろしい…。」

「ねぇ~?魔王が何だって言うから来てみたのに。何とも無くて平和そのものじゃん。
つまんないから、もうちょっとフラフラしたら帰ろうか。
行くぞ!皆の者!」

「ヒヒ~ン(棒読み)」
「キーキー(棒読み)」
「ブーブー(棒読み)」
「カ…カッパ、カッパ…?」

シオン扮する三蔵法師ご一行は去って行った。

「そりゃ、あんな面子が闊歩してたら魔王も鳴りを潜めるに決まってるだろ?」

「お主も含めてな…。
全く!魔王に滅ぼされんとするこの世界。お主達の世界の者達の遊び広場では無いわい!!」

続く。




「ベラベラベラベラ………。」

「うおっ!!いきなり目の前に現れるなよ!!ビックリしただろうが!!」

「あ、教皇…。あれ?ミロは?あれ?」

「何言ってんのよ?しかも、全裸だし…。ってか、離れてよ。私の鼻とサガの鼻が後数ミリでフュージョンしちゃうじゃん。」

「むう。衣服を向こうの世界に置いてきてしまったか。まぁ、良いか。」

「良く無いよ!服着ろよ!ってかさぁ、向こうの世界って何の話よ?ワクワク」

「実はこれこれこう言う事が有りまして。」

「へ~。相変わらず楽しそうな事ばっかりしてるね、お前達。狡い、私も混ぜてよ。」

「そう言われましても…。私がどうこう出来る訳では無いので…。」

「ケチ。で?ミロは?」

「おそらく、向こうの世界にまだ…。」

「はぁ~?第7の宮から三連続無人宮とか、それ、侵入者からしたら何のラッキーチャンスよ?シャカさえ倒せば、ラッキー!3コマ進む!じゃん。あ、そうだ。今度から十二宮の突破の仕方、双六にしようか?
いきなり6が出た奴はラッキーだよねぇ。あ、いきなりシャカと対峙か。ハハ、アンラッキーじゃん。開始早々キングボンビー連れてく羽目になった奴みたいじゃん。」

「お言葉ですが、教皇。老師もアイオロスも宮を無人にしてませんが?」

「………。あんなにペラペラ喋ったのに、ツッコミはそこだけ?」

翌日。

「で?今日は何すんの?
あ、そうだ。サガ呼び出そう。自分の足で歩いてもらおう。」

「え!?そんな、滞在時間が決まってるのに無駄に呼び出すなんて勿体ない!ここぞって時に呼び出した方が良いのでは…。」

「何か文句有る?」

「………無いです………。」

「サーガー!!!」

反応が無い。

「何で?」

「ほら、貴方は『キャー!救世主様助けてー!』ポジションだから。」

「チッ。面倒臭ぇ。」

「し、舌打ちとは………。」

「『助けてー』っと…。」

「ミロ…。」

「うおっ!!何で、地面から首だけ生えてんの!?」

「どうせ呼ぶなら、もっと私を求める様な言い方をしてくれぬか?もっと私を欲してくれないと。」

「え~…。やだぁ…。」

「うむ!私も賛成だ!救世主様に来て頂くんだ!そんな棒読みじゃ失礼にあたる!もっと色っぽく!艶やかに!股間に直撃する様な呼び出し方をせんと!」

「鼻息荒いぞ?ジジィ…。」

「黙れ、老い耄れ。心臓貫くぞ。」

「え~!?き、救世主様…本気ですか…?」

「あ~…、ジジィ、遠くに行ってろ。遠くに行って耳塞いで目を閉じてろ。黒い方が来たら始末に終えんぞ?」

「???」

「だからな、お前等が恐れてる魔王以上のサガ以上に恐ろしい奴だ。」

「そ!それは恐ろしい…。」

じいさんは慌てて逃げ出した。

「では、仕切り直しだ。」

スゥ~と地面に消えるサガの頭部。

「もっと欲するって何だよ?ったく、サガも訳分かんねぇ…。
でも、心の底から早く帰りたいんだ。だから、サガに来てもらわないと…。
心の底から早く帰りたいパワー!!サガァ~!!助けに来て~!!早く俺を此処から連れ出して~!!!」

「私も今すぐお前を連れ去りたい。」

「ぬおっ!早っ!!」

ミロの叫びの後、瞬時にこの世界の救世主・サガは現れた。ミロを背後からガッチリ抱き締めながら。

「あのさぁ…。来てくれたのはありがたいんだけどぉ…。後ろから抱き締めながらってどうよ…?も、もう良いから、離してくんない?」

「もう暫く、このままで…。」

「もう良いって!!」

「懐かしいな…。お前が幼い頃、よく膝に乗せて後ろから抱き抱えてあげたな…。」

「そうだったな…。よくサガに本読んでってせがんで膝に乗せてもらったな…。
背中を預けるサガの体温が温かくてさ…。凄く安心出来たんだよな…。だから、本を読んでもらう時以外もよく膝に乗せてもらったな…。」

「そうだったな。膝に乗るお前も幼子特有の温かさと柔らかさが心地好い肌触りで…。とても温かい気持ちになれたものだ。」

何時の間にか二人はその場に座り込む。サガの膝の間でサガに体を預け座るミロ。二人共懐かしい温かい気持ちになり、お互いの温もりを味わっていた。時が経つのも忘れて…。

ミロの金の巻き毛に顔を埋めたサガは

「ミロ…。
臭うぞ…。」

「宿に風呂付いて無かったから…。」

「何だと!?昨日は風呂に入っておらんのか!?風呂は一日に最低三度は入らんといかん!」

「いや、それは入り過ぎだろ…。」

「うう…。何と不憫な生活を強いられているのか…。一刻も早く私がこんな所から連れ出してやるからな!」

「そ、そんな風呂の事で滝涙流されても…。」

お時間でーす。

呼び出されたサガはその場から一ミリも動かず、何もせずに元の世界に戻って行った。

遠くに行っていたじいさんが戻って来た。

「救世主様…。何もなされておらんではないか…。」

「まぁな…。」

「お前さん。『俺も連れて帰れ~!』とか今日は言わんのか?」

「ま、そんな時も有るだろ。」

「おや?えらく今日は穏やかだなぁ…。雨でも降らんと良いが…。ボソリ」

何やらミロに心中の変化が有った様だ…。

続く。




プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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