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憑り25

2016/11/23

仰向け寝転がりながら、二人で呼吸を整える…。

「分かれよ…。」

と、小さく呟く。

そのカノンの呟きに、ミロはのっそり上体を起こし、カノンの上下する胸板に顔を横に向け頭を乗せる…。

カノンの鼓動を確かめる様に…
上下する胸板の動きに揺られ呼吸を確かめる様に…
触れ合う肌の温もりを確かめる様に…

「分かる…。」

と、ミロも小さく呟く…。
閉じられた瞳の目尻から光る物が一筋流れ、カノンの胸板を濡らす…。

「カノン…。」

ミロは小さく呟き、自分も上体を起こしながらカノンの上体を起こさせる…。

次の瞬間
豪快な自分の精液で汚れた拳がカノンの顔面に正拳突き!!

「ぐほっ!」だか「ぐおっ!」だかの悲鳴を上げて、カノンは顔面を押さえ踞る。
ミロの周りに冷たい空気が動き、弾けた…。

「カミュ………。」

ミロは力無く呟く…。

(本当にごめん…。
さようなら………。)

感慨深くなっているミロの横で、カノンが呻いている…。

「~~~~…………」

「は?何…?」

「前が見えねぇ………」

「は?」

カノンはガバッと顔を上げ、顔をミロに向ける。

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「前が見えねぇ…」

カノンの大惨事な顔面を見て、黄金聖闘士に不意打ちを食らわせる黄金聖闘士のパワーってやっぱり凄いんだな…。と、ミロは改めて思った…。

夜が明けた翌日の夜…。

「なぁ…、お前、何でここで寝てるんだ…?」

ミロとカノンに挟まれ、川の字で寝る氷河にミロが訊ねる。

「我が師が夢枕に立ちまして、真ん中で川の字で寝る様におっしゃったんで…。
我が師の言葉は絶対ですから。
お邪魔してます。」

「本当にお邪魔だよっ!!!」

カノンの絶叫が夜の聖域に響きました。

おしまい




憑り24(R18)

2016/11/23

カノンの腰が引かれ突き上げる動きに、思わずミロは甘さの混じる声を荒げ、自分の腿に置いた手を、肉を掴む様に爪を立てる。

繰り返されるその動きに、シーツに戻ったベッドに着く足の爪先に力が入る。
カノンの動きに体が連動され小刻みな声が自然と漏れる。

引かれ突き上げられる度に己を支える力が抜け、シーツに両肘を着き、それでも腰から下は張り付られた様に腰を高く上げた四つん這いの様にぐったり倒れ込む…。

カノンは動きを止めず、騰がる荒い息遣いの合間に

「それ、も…そそられ、るが…、今日は…我慢して…くれ…」

そうミロに声をかけると、ミロの腰に添えていた手をミロの上体に回し抱え起こす。

ミロの垂れ下がる乱れた金の巻き髪を写していた姿見に、再び二人が結合する箇所が写し出される。

自分が動けばカノンの上下する動き以外の動きがそこに加わる…。
その違う動きに、上体を抱え起こされたミロは甘さを増した雌の悲鳴を上げながら体を仰け反られ、何かを掴む様に宙を掻いた手が、カノンが自分を支える腕とカノンの長い後ろ髪を鷲掴む。

腕の肉を掴む様に立てられた爪と、ミロに鷲掴まれ頭皮を引っ張る痛みに小さく「痛ぅっ…」と漏らすが、中断する様な阻害では無いと、気にせず動き続ける。

体を反らせ顎を上げるミロが、自身も雄で有る証拠の様に、そこに受ける快感の刺激だけでは物足りなく、カノンの腕を掴む手をさわさわとさ迷わせながら、自分で芯を探す…。

キュッと閉じられ視界を遮られているのに脳裏に浮かぶものが…
目を通して見えるものでは無いのは明らか…。
況してや、目を通していたとしても見えるものでは無い…。
全く心情を読み取れない様な表情を浮かべ、こちらをジッと見据えるカミュの姿…。

そのカミュの姿に罪責感が溢れ、逸らされる事の無い視線に羞恥心が煽られる…。
「ごめん」と「見ないでくれ」と言う言葉で頭がいっぱいになり、やや翻弄され続ける感情が逸れた所で、
ミロの意思では無く、ミロの腕がミロ自身を掴み取る。
その意思に反した動きと急に芯に与えられた刺激に、思わず目を見開き

「カッ!カミュ!!待って…!!」

止めなく口から吐き出されていた荒い息遣いと喘ぐ声を割って出る様に声を上げる。

ミロの上げた声の内容に、
ミロの上体を抱えていたカノンの片腕が動き、体が仰け反らり上がる顎を掴み、カノンの肩にミロの頭を押さえ付けた。

顎をそのまま無理にグイッと動かし、自分の肩に押さえ付けたミロの顔を自分の方に向けさせ、そのミロの顔を覗き込む様にし、完全に横を向けないカノンは上から視線を流し落とし、無理にミロと視線合わせさせると、

「何…だって…?
誰…の、名前を呼んだ…?」

荒い息遣いの合間に意地の悪い表情を浮かべミロに問いかける。

ミロの頭を押さえ付ける顎を掴む手の指を伸ばし、呼吸と漏れる声で開きっぱなしのミロの口に指を二本滑り込ませ舌を押さえ付ける。

「しっかり見てろよ。」

荒い息を吐きながら、ニヤリと口角を上げそう呟く。

激しさを増した突き上げられる動きと、ミロの意思では無い芯掴み取る手指?激しい動きに、
脳裏に視線を外さないカミュの姿を映し出しながら、舌を押さえられ垂れる涎で顎とカノンの指と掴む手をダラダラと濡らし、最早声とは言え無い声を上げながら絶頂を迎え、ミロの芯は脈打ちながら白濁を吐き出す。
シーツや自分の肌に撒き散らし、絶頂を促した芯を握る手に自分の精液が流れる…。

絶頂を迎えたミロがグッタリと体を預けるのを見届けたカノンは、顎を掴む手を離し、抱き起こしていた上体をベッドに預けさせる。
無理に開かせていた足もベッドに降ろし、楽な姿勢の後背位で自身もミロの内で達する…。
名残惜しく思うが、ミロの内から自身を引き抜き、内から流れ出たカノンの白濁がミロの内腿を伝い落ちるのを見届けると、ミロを抱き抱えながら二人で仰向けに横になる…。




憑り23(R18)

2016/11/23

「聴こえるか…?」

興奮により荒くなった息遣いの合間からカノンがミロに声をかける。

ドクドクと、興奮により平素より早く激しい心臓の鼓動がミロの鼓膜に響く。

トロンとした目でカノンを見上げ、動くのも気怠げに小さく頷く。

「命有る者の証拠だ。」

思考を蕩けさせた頭では響く程に伝わらないが、触れるカノンの体温が心地好く、ミロは自動的にカノンの胸板に頭を預ける。

心地好くダラリと体をカノンとベッドに預けるミロの腕を掴み、反対の手で持ち上げたミロの足の膝に添えさせる。

心地好い解放感を味わっていたミロは急な動きに現実に引き戻される。

「何…?」

「自分で持ってろ…。」

カノンはミロの持ち上げた足の膝を曲げさせ、ミロの腕掴んでいた手を、その自分の腕に邪魔され広がらない限界迄、ミロの膝を曲げさせた足の腿の下から抱える様に差し込んみ足を広げさせる。

尾てい骨辺りをカノンの胡座をかく足の足首辺りに乗せ、反対側の足は膝を立てたカノンの脹ら脛と後ろから回し伸びるカノンの腕に、膝から上を広げれるだけ広げられ押さえつけられた、腹部と首部が圧迫された不自然体勢をミロは取らされる。

「我慢しろ…。」

そう言い、カノンは顔を上げる。

「前…見てみろ…。」

頭の上から降って来るカノンの声に、柔軟な体のお陰で苦痛に思わない迄も、やはり呼吸が苦しい姿勢に眉間に皺を寄せ閉じていた目を開ける。

姿見に写るその自分の様に慌て目を閉じ視界を塞ぐ。

「ふざけるな!離せ!」

力の限り叫びカノンを振りほどこうと暴れる。

暴れるミロに力を込め、生半可な力では押さえ込めぬ故に全身に力を込める。
そのせいで騰がり気味になった息で

「言った筈だ…。拒むならば覚悟して全力で拒め、と…。
来るか…?」

その言葉にミロの抗う動きが止まる…。

「遠慮無くいかせてもらう、と…言った…よな…?(アイツからお前を奪うのにな!)」

まだ湿り気を残すカノンの指は、まだカミュの意で解し拡げられた名残と滑りを残す、触れるとひくつくそこに舌打ちをする。

ミロの上げる甘い言葉にならぬ声に応える様に、簡単に指を飲み込むそこにもう一本ミロの口内で潤いを貰った指を飲み込ませる。

飲み込んだ指が内部でばらつき、また揃う動きに入り口が拡がり閉じる。
揃った指が壁を擦りながらそこから姿を見せてはまた飲み込まれる動きに、手の甲を噛み精一杯抑えようとしてもミロが雌の声を上げる。
カノンの反転される手首の動きに直下勃つ前に直結する位置が刺激され、ミロの口が噛み付く動きと逆の動きをし、噛み殺す事も忘れた甘さが隠る切なげな悲鳴を上げる。

興奮で呼吸が早いカノンが荒い息遣いでミロに声をかける。
だが、今のミロには何と言ったか聞き取る事も理解する事も出来なかった…。
しかし、言葉では伝わぬとも、ミロの背にあたる、肉壁の圧を求めて自己主張するカノンの芯に言わんとする事を理解する。

ミロの頭と感情に、拒否と言う言葉は浮かばない…。
それに繋げる余裕等持ち合わせてなかった。

飲み込こんでいた指が引き抜かれ、最後の刺激に甘い響きの息が鼻から抜ける…。

「無理は…、させたく無いが…、アイツに分からせ…たい…。」

カノンが曲げれる限り首部を曲げ、ミロの金の巻き髪が乱れきった頭に口付ける。

今迄の姿勢のままにカノンがミロを後ろから抱えたまま、自分で抱えさせていたミロの膝の裏を抱え、胡座をかいていた膝をベッドに着き、自分の腿にミロの腿を乗せ、反対側の立てたいた膝の間で押さえ広げさせていたミロの腿も自分の腿に乗せる…。

「カノンッ…、!ちょっ…!これっ…!!」

ミロから抗議の声が上がる。

結合部分が姿見に写り、カノンの動きも制限されない、鍛え上げた肉体だからこそこなせる無茶な背面座位…。

「悪いな…。今回だけだ…から…。」

カノンは片足を着くミロに、その片足に暫く自分の体重をかけてもらうと、片手でミロの尻を押し出し、反対の手で自分の芯を握り、ミロの己を飲み込んで欲しいそこに当てる。

ミロの尻を押し出していた手を離し、ミロの腰にその手を添えると、ゆっくりっミロに片足にかかる体重を自分に預ける様に促す…。

押し出そうとする括約筋の圧も、ミロの呻きも、何にも有無を言わさないままに、大地に引かれる力に任せ、滑らかな芯が硬さを持っても柔らかさを残す流線形を飲み込み、引っ掛かる部位を飲み込み、一番拡がる時は過ぎたと、ミロのそこが安堵した様にキュッと僅かに萎む…。

芯にかかる押し出そうとする圧も、ミロの抗議を意味する呻きも何もかも黙らせる様に、自分の芯を握る手を離し、その手をミロの曲げる膝の裏に差し入れ、ベッドに着くミロの足をシーツから離れさせる…。

なだらかなフリーフォール…
一気に根元迄飲み込ませる。

少しでも楽になる事を求め、解され拡がる快感を欲したミロは荒くなる息を呻く様な声と共に吐き続け、
浮力に任せ水面にゆったり浮かぶ体が水に溶け出す様な、力が抜け安堵の甘い息を吐きたくなる様な快感が身体中を駆け巡る…。



「つっ…!!」

急に芯を強く握り締められた痛みに、ミロは顔をしかめ悲鳴に似た声が漏らす。

「お前、今、俺では無い奴の事考えていたよな…?」

ミロのしかめた顔に、口角の上がった意地が悪そうな表情を浮かべたカノンが顔を近付ける。

返答の無いミロにカノンは握り締めた手に力を込める。

「くっ…!つっ…!うぅ…」

ミロは歯を食い縛り、上がる悲鳴を押し留める。

カノンはミロのその様に嗜虐的な感情が沸き上がり、握り締める手の力を抜き、痛みからの解放に安堵するミロのそこを撫で上げた。

「ふぁあ………」

痛みの解放から官能の刺激。
その差の激しさに必要以上の快感が体を走り、痛みの解放からの安堵も相層なり不用意な声を上げる。
自分が上げだその声に、羞恥の混じる驚きで慌てて口を塞ぐ様に片手で口を覆う。

嗜虐的な感情が頭を上げ始めているカノンは、ミロの口を覆う片手を退けると、ミロの口内に己の指を二本、スルリと滑り込ます様に差し入れる。

「歯を食い縛りたくなったら食い縛れ?」

ニヤリと、そうミロに告げる。

急に口内に指を差し込まれた事への驚愕と、カノンからの言葉への驚愕で、口内に差し込まれた指を押し出そうともせず目と口を開いたまま、唖然とした表情で固まる。

「食い縛れ」と言われて、本当に食い縛る事等…食い千切る様な真似等出来る訳も無く、
芯を愛撫される事で漏れる、口内をカノンの意のままに動かされる指に、くぐもった甘い響きの悲鳴を溢れる唾液と一緒に垂れ流す…。

自分の動きによって、自分の意によってミロから上がる艶やかな声は、カノンの聴覚を十分過ぎる程に刺激し、征服心をも満たしていく。

カノンの五感の全てから与えられる刺激に獣と変わり無い程の雄の感情は高まり、溢れ、止まる事を知ら無い。
より激しい興奮を嗜虐と征服を引き連れながら欲する。

より激しい嗜虐と征服…。

(見せてやろうか?肉体の有無の差と言う物を。)

敵に「見るか!星々の砕ける様を!」と、件の言の葉を吐く様に、姿の見えぬ相手に無音の語りを投げ掛け、
ミロの口内を翻弄する指を引き抜き、刺激に様な先を濡らす反り上がる芯から手を離す。

一連の動きからの解放による安堵は、官能の刺激による蕩けた体の脱力させる。

カノンは上体を起こしシーツの上に座ると、
ダラリと力無く四肢を投げ出すミロを、自分の胸板にミロの頭を押し付ける様に後ろから抱える。

思考も体も蕩け脱力するミロにはカノンの思惑も動きも頭が付いて来ず、されるがままに、

「な、に…?」

頭の中では疑問に思う事も出来ない疑問の言葉が自動的に口から出る。






そうミロに…と言うよりは独り言に近い様な言い方をすると、そのままミロをそこに押し倒した。

「カノ…ッ」

「言った筈だ。『遠慮無くいかせてもらう』と。」

「そ………」

「拒みたいならば拒めば良い。
だが、それ相応の覚悟で全力で来い。」

ミロの発言を遮る様に強引に流れを進める。

「それ相応の覚悟」で「全力」で…

それが何を意味するかを理解したミロは、拒む事を半ば諦めた…。

言葉運びや仕草は荒々しく強引ではあったが、受け入れる姿勢を見せるミロに、無体な事はせず、内なる物の高まりの為か些か激しくはあったが、相手を慈しむ想いをミロに伝える様に何度も同じ部位を念入りに唇と舌を這わせ舐め回す。

耳から頬に…
頬から顎に…
顎から首筋に…
首筋にいくつもの紅い花弁を散らし…
首筋から坐骨…坐骨から胸を…
胸の突起を唇と舌で…空いた片方も、発動される豪快な技からは思いもよらない程滑らかな指先で撫で回し摘まむ…

時折自分の鼻から漏れる音と滑る水音とカノンの荒い息遣いがミロの耳を刺激する。

触れるカノンの肌の熱を感じる…

自分の手指とは思えぬ様な感触を覚えていたとは言え、先程とは明らかに違う物が感じられる。

聴覚を刺激する音…
触覚を刺激する温度…

惨状を避ける為に半ば諦めて…だった筈だが、ミロの刺激を受ける五感の高まりに違う感情が芽吹く。

だが、その芽吹いた感情がミロに決定打も与える。

(ごめん…
本当にすまない…
俺のせいで…
カミュ…ごめんな…
カミュが応えてくれて…
カミュの応え…
嬉しかった…
でも、もう…
やっぱり、一緒には…居られ…ない…
勝手で…ごめん…
血の通う者と通わない者は…一緒に、居られない…)


プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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