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日本に戻った狼狽えていない小僧共は、時差とか疲れとか全く無視して、何時もの様に城戸屋敷で寛いでいた。

「でもさぁ、急にあの人達が来て何事かと思ったよ。」

「俺も大恩有る老師がいらっしゃるとは思いもよらなかったな。」

「俺もビックリしたぜ~。何せ、デスマスクだもんなぁ!喧嘩でも吹っ掛けに来たのかと思ったぜ。」

「僕はあの二人の迫力に圧倒されて、何言ってるか分からなかったよ。シャカは本当に何言ってるか分からなかったけど…。宗教の勧誘かと思った位…。
氷河が大興奮して僕等を先導(って言うか、無理矢理巻き込む)してくれなかったら全然分からないままだったよ。」

「俺も。氷河がカミュの為に!って張り切ってくれなかったら、俺も何の事だか…?って、感じだった。」

「俺は大恩有る老師のお言葉なので素直に従おうとは思ってはいたが、氷河の張り切り様を見てな、兄弟の力になりたいと思ったな。」

「我が師の為!我が師へ少しでも恩返しが出来ると思うとな。我が師への恩返し、何時やるの?今でしょ!だ。」

「あの後、凄かったもんな。アイザック迄連れ出しに行って、凄い行動力発揮したもんな。」

「二人共、カミュの為って躍起になって。本当仲良いよね。氷河達師弟は。
僕も先生とジュネさん好きだけどね。」

「俺も魔鈴さん好きだぜ。もし、魔鈴さんが行かず後家になった時にはもらってあげようと思う位。」

「それ、何か違う様な…。」

「もしも!の話。そんな事、魔鈴さんに言ったらぶっとばされるって。」

「ふふふ…。氷河があんなに頑張らなかったら、あの人達の話聞いただけなら僕等だってこんなやる気にならなかったよ。」

「その場に居なかったのに、しっかり沙織さんも知っててさぁ。氷河と同じ位ノリノリだったもんなぁ。」

「沙織さん、神様だし、人には分からない力が有るんだよ…。きっと。」

「もしかして、沙織さんが来たのがあのタイミングって、最初から狙ってたのかな…?」

「………。う~ん………。………かもな………。」
「どうだろうか?」
「そうかも………、知れん………。」

アテナの真意はどうか分からないが、青銅さん等の味方なのは確かだよね、沙織さん。

所変わって聖域。
明け方迄呑み明かした面々は、あんなに呑んだのに普段と変わらず自宮に帰る者や酒が残って怠そうに帰路に着く者、二日酔いでゾンビ化している者、様々な状態で皆自宮に帰った。

「ミロ…。」

自宮に戻ったカミュは、自分のベッドで熟睡しているミロを見付ける。

「姿が無いと思えば、こんな所に…。」

カミュはミロが占領する自分のベッドの端に腰掛ける。

ミロの寝顔を見詰め、ソッとその頭に触れる。

「私は、まだ…。自分からハッキリ言えてないな…。」

頭に触れている手を、眠るミロの手に重ねると。

「ミロ…。愛している。…愛していた。ずっと…。これからも、ずっと、愛し続ける。
だから、私の元に…。」

「それ、俺が起きてる時に言ってくんない?」

「…!、起きていたのか?」

「今起きた。
本当は………」

ミロはカミュの首に両手を回し、カミュを引き寄せる。

「王子様のキスで起きるつもりだったんだけどな…。
プッ!王子様だって!俺、何言ってんの?ウケる!」

一人ケラケラ笑うミロ。
だが、笑うのを止め、真顔になると

「待ってるだけばっかりなんて、俺、狡いよな。」

カミュの首に回す手に力を込め、更にカミュを引き寄せた。二人の顔に寸分の隙間無く密着する位に。

「これから、よろしく、な。」

「ミロ…。私からも、よろしく、だ…。」

カミュは自らミロに口付けた。

二人の唇が離れると

「カミュ…。覚えてる?」

「何をだ…?」

「俺の卑態。絶対覚えてるよな?思い出して一人で出せる位。」

クスクスと笑いながらそう言うと、

「…!ミロ!それは…、その…。」

真っ赤になって焦るカミュ。髪も目も爪も、顔迄紅色。紅の代表カミュ。紅緒さんって呼ぶぞ?

「大丈夫。そんな恥ずかしがる事ないから。」

「…………。」

「カミュが恥ずかしがった以上に俺のもっと恥ずかしい所見せてあげる。」

「ミロ…?」

「カミュに翻弄された俺の卑態。」

「ミロ…。」

「だから、これからは出す時は一人じゃなくて、二人で。
俺の中で…な?」

滅茶苦茶嬉しいけど、まだまだクールが邪魔をする。これから執務が~とか何とか焦るカミュ。

「執務、多分、臨時休暇だって…。」

その頃、真面目に出勤して来た面々は、シオンの自筆で力強く極太筆で書かれた
『寝てる!起こすな!』
と、書かれた、教皇の間に有るありとあらゆる物で積み上げられたバリケードにぶら下がったプレートを無言で見詰める。
頭の中は皆、
『これ片付けるの自分達なんだろうな。教皇が起きる迄堪った仕事は睡眠返上で自分達がやらないといけないんだろうな。』
一様にこうだろう。
その場に居た面々は、あり得ないが自分の毛先が黒く変わっていく様な気がした。

お~し~まいっ!


最後の最後迄真面目一貫で書けなかった…。
たがの外れたカミュさんはきっと、これから何時もの素っ頓狂斜め上発想変態道まっしぐらのカミュさんになるんだろうな…。
あれ?最初の頃、素っ頓狂カミュさんで登場してた様な…???
後で読み返そう。読み返して恥の上塗り厚塗りしよう…。
ここ迄お付き合い下さいました、慈悲の心が満ち満ちた心の広い皆様、ありがとうございましたm(__)mm(__)mm(__)m





それ以降は

2014/10/17

アテナに逆らえる訳がないと言うだけで、内に秘めた情熱的想いと闘志が消える事はないだろう。
だが、それはまた別の話…。
アテナに喜んでもらおうと、皆、やいのやいのわいのわいのと盛り上げてくれた。

お祭り教皇シオンは双子に命ずる。

「あ~、そうそう!最近さぁ、貴鬼が『ようかいウォッチ』にハマっててさ、それの体操の歌唄ってよ?」

「"また"我々ですか!何か我々に怨みでも有るんですか!」

「し~らじらしい。見に覚えが何とやら。」

「うぐぐ…。」

「ドワッハッハーはウワーハッハッハに替えて唄えよ?フハハ。」

「二人共、シオンなりの冗談じゃ。そんなのは唄わせんからの、大丈夫じゃ。
シオンも素直じゃない、ひねくれた、ねじまがった、性格が複雑骨折しとる様な奴だからのう。
シオンなりにお主等の事が可愛いんじゃ。構いたいんじゃろう。」

「そんな事ないわっ!誰が性格が複雑骨折しとるんだ!勝手にしろっ!」

プイッとシオンはそっぽを向き、明後日の方に歩き出す。何やら鼻歌も唄っている。
耳を澄ませると…

「どうして僕ちゃんフラれたの~、こんなにイケメンなのに~♪」

「…老師、我々には老師がおっしゃった事はどうも本当の事とは思えぬのですが…。」

「そんな事はないぞ?あれもシオンなりの構い方じゃて。」

「ようかいの~せいなのね、そうなのね♪………、誰が妖怪だぁ!?普通に248歳生きてたら妖怪だとでも言うのかぁ~!?」

突然、方向転換し、全力で突進して来るシオン。

「我々は何も言ってませんよ~!」

双子も全力で逃げ惑う。

「あいつも素直じゃないのう。」

その様子を苦笑いして見守る童虎。

何だかんだと大騒ぎし、未成年諸君は帰路に付いた。
騒ぎに乗じて酒盛りを始めた大人達。夜中過ぎても大騒ぎ。東の空が白む頃微睡み出す…。
そんな中、抜け出す人影もチラホラ…。

「夜が明けたね…。」

「アフロディーテ…。」

雑魚寝して転がる者達を跨いで、教皇の間を抜けた嘗てデモンローズが敷き詰められた階段迄来たミロは、その場に腰を落とす。
朝焼けの空を見上げれば、後ろから声がする。

「明けの明星…。美しいな。」

「金星…、アフロディーテだな。」

「フフ。………ミロ、満足したかい?」

「ん…、分かってた事なんだけどな。やっぱり、後味が悪いな…。」

「それは、最初から分かってた事じゃないか。状況を打破したかったんじゃないのか?」

「それはそう、だけど…。」

「私は余計な事をしただろうか?」

「それはない。俺が、一人選べば残された二人が傷付くからって、皆の事を、仲間の内誰か一人でも、もう傷付く様な事は嫌だからって、カミュもサガもカノンも傷付いて欲しくないからって…。俺の勝手だったんだ、俺の我儘だ…。
もし、三人の内の一人が、最初にちゃんと伝えてくれたら、その一人を選べるかも知れないなんて思ったから…。」

「フフ。奮起させようとしてたねぇ。かなり刺激的な挑発だったけどね。思い出したら、私も欲情を禁じ得ないよ。」

「言ってくれるな。その方が早いと思ったんだ。
だから、アフロディーテが力になってくれて感謝してる。」

「そうか。なら、何で浮かない顔をしているんだい?満足な結果じゃなかったのかい?」

「違う。カミュの事は好きだ。カミュのパートナーになれて嬉しいよ。」

「双子の事か…。まぁ、酷だったかな…。仕方ない。皆で幸せなんて無理なんだから。
あの二人なら心配いらないよ。」

「え?」

「あの二人はカミュがいるからって引く様な玉じゃないよ。特に弟の方は。」

「はは…。また、騒がしい毎日になりそうだな。」

「ミロ。」

「何?」

「カミュと、幸せになりな。」

アフロディーテはそう言うと、しゃがんだミロの頭を抱える様に手を置くと、顔を傾けミロの唇に自分の唇を押し付け立ち上がる。

「アフロディーテ…。」

ミロがアフロディーテを見上げた時は、もう彼は踵を返し去って行く後ろ姿だった。

アフロディーテが教皇の間に入ろうとすると、デスマスクが壁にもたれて待っていた。

「随分とミロの為に駆け回ったな。」

「んっふ、お陰で大分と楽しめたろ?」

「ま、な…。
けどよ、お前、どう言う風の吹き回しよ?そんなにカミュとミロにくっついてもらいたかったのか?」

「まさか。只の起爆剤だよ。少なくとも、そのまま変わらずにズルズルって事はないと思っただけさ。結果的に相手がカミュになっただけだよ。双子の内のどちらかだったかも知れないさ。」

「は~ん。」

「それにね、あわよくば、共倒れしてくれるかも知れなかったしね。」

「それ、本音か?」

「さぁ?」

「ま、どっちでもいっか。お前には俺がいるだろ?
このまま、夜の続きだ。双魚宮にしけこむってのはどうよ?」

「フフ。それも良いね。」

双魚宮に向かう二人。ミロの姿は階段にはもう無かった。

(宝瓶宮にでも行ったかな?)

双魚宮に近付くにつれ、アフロディーテは上機嫌で

「蟹食べ行こう~♪張り切って行こう~♪」

と、パフェみたいな名前の歌手の歌の同じフレーズを繰り返し唄う。

「なぁ?お前、さっきから其処ばっか唄ってけど…何で?」

「ん?そのままだよ?今から美味しく頂くんだからね。」

「え~!?無理無理無理!違う違う違う!俺が美味しく頂くんだろ!?魚を!」

「んっふ、そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫だよ。私は君の手指より繊細で滑らかだぞ?」

「ア、アフロディーテさ~~~ん!」

果たして、双魚宮の美味しいディナーのメインディッシュは蟹だったのか?魚だったのか?
それは、貴女にお任せしますね。

もうちょっと続きます。














昨日の続き

2014/10/16

もう答えは見えたも同然だけど、ここで終わりって訳にもいかないでしょ?
まだ、あーんな事もこーんな事もそんな事迄?な事やらかしてないし。

アイオリアからの衝撃に、分かっちゃいるけどそれ所じゃないよと、うめき声をあげて踞る。
アイオリア…、カミュに恨みでも有るのか?発破をかけたにしては力入れ過ぎ…。

盛り上がるのど自慢会場。だが、あのカノンやサガがすんなり納得する訳ないじゃありませんか。
もう一波乱起こるに決まってます。
以上、現場のムウがお伝えしました。

あんな内容の歌で、特大スクリーンに自分達が映し出されたんだから堪ったものじゃない双子。
その二人を焚き付ける様に、ミロが唄う最中に

「フフ、まるで当て馬の様だな。」

「ここで引く様な玉じゃないですよね?貴方方は。本当にこれで良いんですか?」

「何だかんだ言って、貴方方だって言葉に出来てないですよね?」

等々。一体誘惑の囁きをの正体は誰なのか…。どうもW乙女座は確かくさい…気もする。

うめき声をあげて踞るカミュより一足早くミロに近付くカノン。

「その歌がお前の気持ちって事か?」

カノンの問いにミロは伏せ目がちに

「そう…って事でも、ない…様な…、そうじゃなくて、何て言うか…。」

「はっきりしないな。お前らしくもない。」

サガもミロの側に何時の間にか来ていた様だ。

「は~ん。何となく、誰が何を企てたか分かったぜ。
すんなりノッてやる性分はしてないが、まんまと踊らされてやる。」

カノンは今回の事の全貌が見えた様で、そう言葉に出す。サガも然りの様子だ。

「確かに。思わせ振りなやり方じゃ通じない場合も有るな。」

「はっきり言おう。
俺はお前が好きだ。お前を俺のものにしたいと思っている。」
「私はお前を愛しいと思っている。今も、昔も。愛している。」

サガとカノンは同時にミロに想いを告げる。
こんな時に迄シンクロしなくても…。ねえ?

「お前っ!俺の邪魔すんな!」

「貴様こそ、私の邪魔をするな!」

お約束な一触即発に陥る双子。

さて、どうするよ?な状況になってしまったが…。
が!

「ワシもじゃ。」

と、童虎が威嚇し合う双子の後ろで声を上げた。
すると、

「私も、私も。
私もミロが好きだぞ?」

と、シオンが挙手しながら言う。

「じゃあ、俺も。」

と、アイオロスが童虎の後ろで言う。
それに続いて、

「なら、俺も。俺も。」

と、今度はデスマスクがシオンの後ろで言う。

そんな面子がヤイヤイやってる時に、ヨロヨロ立ち上がったカミュの背中に氷河とアイザックがタックルをかました。
つんのめって前に出るカミュ。丁度、デスマスクが言い終わる位に。
そんなカミュの後ろにしゃがみこみ、アフロディーテが腹話術のお兄さんよろしく、裏声で

「私も!」

と、叫ぶ。

アフロディーテの裏声のカミュの一声に、童虎等四名は

「どうぞ。どうぞ。」

と、あのダチョウさんのオチをやる。

その、予想外過ぎる、有り得なさ過ぎる、カミュの状態に、思わず

「カミュ………。」

と、本当はそんな意味合いじゃないんだろうな。ミロが声を漏らす。

すると、「決まった~!」と、言わんばかりの大盛り上がりでカミュとミロに「おめでとー!」と口々に祝い。各々がカミュとミロの背を押し、二人を近付けると、二人の手を取り両手を繋がせる。

「ふざけんなよ!今のはカミュが言ったんじゃねえだろ!」

「そうだぞ。フェアじゃないにも程が有る!」

等々、不平不満を口にする双子。

そんな中、何と言うタイミング!ご都合主義にも程が有る。

「まぁ!」

と、感嘆の声が。
その声に、皆、声の方を向くと跪く。

「皆さん、楽にして下さい。
ちょっと、外せない用が有りまして、遅れてごめんなさい。
でも、そのお陰で、良い時に来れました。
お互いを想う愛が成就する瞬間に立ち会えたのですから。」

「お互いの愛が成就する、素晴らしいです。
愛は素晴らしい。
お二人共、末永く、仲睦まじく、お幸せに。」

遅れて現れたアテナは、それはそれは慈愛に満ちた笑顔を、声を、その場に居た全員向ける、カミュとミロに祝福の拍手を贈る。

納得がいかない!!!けど、どう逆らえと?どう不平を、不満を、この女神にぶつけろと?
出来る訳がない…。
まるでチートの様な流れで、出来上がる二人。

これで終わり?
いいえ、まだまだ続きますよ。





「AQUARIUS 凍てついた
太陽照らし出せ
氷河の砂漠を行く
キャラバンの行くてを
AQUARIUS 癒して
激し過ぎる傷みを
貴方に愛されてたい
海よりも深く♪」

氷河とアイザックが歌詞に合わせて凍気で凍てつかせたり氷河を作ったり、ミロの後ろで大サービス。
アフロディーテが指差すと、アイザック秘蔵の面白ビデオコーナーに投稿予定だった、海底神殿でウワーッハハッハなシードラゴンの姿が、『海よりも深く』で特大スクリーンに映し出される。

「鮮やかに舞う雪の妖精たちが大地へ急ぐ
歓声も欲望も埋め尽くす舞踏会の夜♪」

氷河とアイザックが雪の妖精になりきって鮮やかに雪を舞わせる。

「一秒事に変わってく愛も未来も
ああ出逢えた事だけ抱きしめたい♪」

「AQUARIUS さまよう
銀河系の中で
私だけ見詰めていて
世界が終わる迄
AQUARIUS 明日さえ
見えないときだけど
煌めく彗星の様に燃え尽きてみたいよ♪」

アフロディーテの指差し合図で『銀河系の中で』で、必殺技を繰り出すサガが特大スクリーンに映し出される。

「蜃気楼の彼方に白いブリザード過ぎ去った後は
真紅のドレス纏った希望がシュプール描き出す♪」

言わずもがな、氷河とアイザックがブリザードを大サービス。
アフロディーテの指差し合図で『真紅のドレス纏った』で、アンタレスが輝く蠍座の星々が特大スクリーンに映し出される。

企てた者達、青銅達は大歓声でミロに合わせて大合唱だ。

本当はここから先の歌は割愛しようかと思いましたが、ミロさんに感情込めて大熱唱して頂きましょう!

「瞳にやきつけたいいまの全てを
きっとたどり着けるだろう真実の愛へ♪」

「AQUARIUS 震える
魂を救って
宇宙が続く限り
誓い忘れないよ
AQUARIUS 伝えて
凍えそうな孤独を
貴方に守られてたい
誰よりも優しく♪」

「AQUARIUS 凍てついた
太陽照らし出せ
氷河の砂漠を行く
キャラバンの行くてを
AQUARIUS 癒して
激し過ぎる傷みを
貴方に愛されてたい
海よりも深く♪」

「AQUARIUS さまよう
銀河系の中で
私だけ見詰めていて
世界が終わる迄
AQUARIUS 明日さえ
見えないときだけど
煌めく彗星の様に燃え尽きてみたいよ♪」

アフロディーテの特大スクリーン指示と氷河とアイザックの大サービスは繰り返された。
歌い終えたミロに皆がスタンディングオベーション!ってか、皆端から立ってたんだけど。

アイオリアがカミュに

「此処迄されて、お前から言わないのなら、最早男として認めん!」

と、背中をライトニングボルト並の張り手の勢いでバシッ!(どころじゃ済まないよ)と叩く。


良いとこだけど続きますm(__)m


今日は私の誕生日~(・_・)歳取るから嬉しくない誕生日~(・_・)
おめでとうございま~す( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆←嬉しくないってただろ?(--;)

そんなこんなで、何やら企む面々。
それから数日後の事。

アテナがいらっしゃるから皆で盛大に盛り上げましょう!とか何とか、事ある事に騒ぎたがるお祭り教皇が全員強制参加とかで黄金聖闘士を教皇の間に召喚した。
皆にあれこれ指示と言う名の命令をし、アテナの巨像の前に何やらゴタゴタゴテゴテとセッティングし、特大スクリーンを背にスタンドマイク。

「教皇…、これは一体…?」

「ん?分からんか?見ての通り、のど自慢大会。」

「………。のど、自慢…。」

「そ。そ。皆、良い声してるんだから、素敵な歌声聴かせてよ~?」

「また、くだらん事おっ始めたな。耄碌ジジィ。」

ボソッと呟く海の男。

「あ~ん?何か言ったかぁ~?
今日は目出度い日だから我慢してやる。次は無いと思えよ。
お~い!狼狽えてない小僧共!アテナはまだいらっしゃらないのか?」

「沙織さん、ちょっと何がどうして何とやらだから先に行けって。」

「何?それ?何がどうして何とやらって何?
ま、しょうがないか…。一足お先にテンション燃え上がらせておこうか。
しょうがないから…、しょうが…しょうが…氷河。お前行け!」

「えっ!?俺達ゲストじゃなかったのか!?」

「貴公子ノリ悪~。
しょうがない。カノン!お前、感情込めまくりで泳げタイヤキくん歌え。」

「はいぃ!?何で俺!?…なんですか…?」

「サガと兄弟船でも良いよ?」

「お言葉ですが、教皇…。私は海と何の関係もありませんが…。」

「どいつもこいつも…。ドイツ出身じゃないくせに…。」

不機嫌…と言うより拗ねた駄々っ子様になるシオン。
それを見かねた様で、アフロディーテがミロに話しかける。

「ね、ミロ?教皇の機嫌が悪くなって来たし、メテオとかガルーダフラップ何て屁でもないちゃぶ台返しとか繰り出さない内に私等いっとく?」

「う、うん。教皇に暴れられる位なら…。」

「よしっ。
教皇!我々が盛り上げてみせましょう。」

「お!ミロとアフロディーテのWビーナスがやってくれるか!」

「よしっ!皆、スタンバイOK?氷河、来いっ!」

アフロディーテの一声でバタバタと持ち場に着く面々。何故か氷河は兄弟子のアイザックの手を引いてアフロディーテの元に。

「アイザック?」
「クラーケン?」
と、彼の登場に驚くカミュとカノン。
カミュにペコリと会釈するアイザック。

「1番、俺等で心を込めて歌います。『銀河の誓い』。」

アイザックの登場に驚いたカミュであったが、ミロの言葉を聞いて

(銀河の誓い…。銀河…、銀河と言えば銀河をも砕く…。ミロが心を込めて、銀河をも砕く二人の内のどちらかに…?あるいは、両方に…かも知れない…。)

前奏が始まっても心此処に在らずな状態。歌が始まる寸前、アフロディーテ達3人は一歩後ろに下がる。
心此処に在らずなカミュであったが、ミロの唄う第一声に驚愕の表情で顔を上げた。


私のテンションMAXでミロさんにMAX歌わせますよ~(≧▽≦)


プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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