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ラストスパートで続き、いってみよっ。

2014/09/06

「………。はい?」

その言葉にシードラゴンと呼ばれる男はキョトンとした顔をしてみせる。

「そんな何も知らない無垢な顔しても、あなたには似合いませんよ。」

「本当憎たらしいな。」

そう返された男は何時もの不敵な顔つきに戻る。

「ええ。憎たらしくて結構。師匠譲りですから。」

「憎たらしい上に嫌味ったらしいときたよ。」

呆れた様な感じに息を吐き、やれやれと言う様なポーズをとる。

「随分と想像力が逞しいな。妄想大賞もんだ。よくそんな事思い付いたな。」

「違うんですか?まぁ、あなたが違うと言うなら違うんでしょうね。そう言う事にしておきましょうか。」

「お前、全然そう思ってないだろ。」

「ええ。思ってませんよ。」

男はハァ~とため息を吐く。

「お前ね、大体俺がそんな事やってたとして、何のメリットがあるんだよ?」

「あなたも素直じゃないですからね。あなたが俺にひねくれてるって言ってた以上にひねくれてますからね。」

「お前もしつこいねぇ~。しつこいのも師匠譲りか?お前の師匠もしつこそうだもんなぁ。絶対しつこいだろ?現に何年片想いしてんだって。」

「人の事言えないでしょう…。」

少年はボソリと呟く。その呟きが男の耳に届いたのか届いていないのか。

「俺が気付いてないとでも思っているんですか?随分と見くびられたもんだ。」

「何をだよ?」

「最初、聖域の動向を探りに行くって陸に上がった時、何時もならあなた一人でしか行かないのに。俺を同行させたって言う時点でおかしいと思うでしょう?」

「何が言いたい?」

「我が師の死に、少しでも師の遺体の近くで弔いの意を示せる様に、じゃないんですか?」

「はぁ?お前、本当凄い想像力だな。偶々だ。俺の気紛れに決まってるだろ?」

「そう言う事にしといてやりますよ。」

「お前な………。」

「でも、俺は見過ごしませんでしたよ?」

「何をだ?」

「この崖の上に上がった後に、あの人が丘に姿を現した時に、あなた、一瞬、ほんの一瞬、普通なら気付かれない程一瞬ですが、普段絶対見せない様な優しい目付きになりましたよね?」


コーヒー空になったんで、煎れて来ますねぇ(((((^^;)スササササ~





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プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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