迷走大暴走中
2014/10/10
上の方でただならぬやり取りが繰り広げられられていたその頃、ミロは自宮で尋ねて来ていたサガと他愛の無い会話をお茶請けにまったりとした一時を過ごしていた。
「!?」
「!」
「カミュ!?」
「ああ、カミュみたいだね…。」
「何だろ?カミュに何か有ったのかな…。」
「そう…なのかも知れんな…。」
(どうせカノンがカミュを怒らせたか何かだろう。)
「何だろ…。俺、ちょっと見てくる!」
ミロはガチャンと乱暴にカップを置くと椅子を大きくガタンッと鳴らしてバッと立ち上がる。
それと略同時にサガがミロが立ち上がる為にテーブルについた手に手を重ねた。
「…、サガ…?」
「そんなに急がなくても、急を要する様な小宇宙でもなかったが…。」
「でも…!」
「ミロ…。」
(私の側に居て欲しい。私から離れないで居て欲しいのだ。ミロと私を引きなすのならば…、例えあの子達でも、私は…。)
「サガはカミュに何か有ったかも知れないのに心配じゃないのか!?」
「心配は心配だが、急を要する様な感じではなかったと言っているだろう。」
「だからって…!俺、行く!」
「ミロ…。」
「………。俺、もう子供じゃないんだぞ。そんな咎める様な目をされても…。」
「………。」
「サガの方が、よく分かってるくせに…。俺が子供じゃないって…。」
「ミロ…。(この子は………。)
ならば、ミロも分かっているだろう。カミュも子供ではない…。」
「そう、だけど…。」
口籠りミロは俯いた…。
だが、その直後。バッと顔を上げると、
「えぇい!まどろっこしい!」
そう叫ぶと、えぇい!面倒!とばかりに、自分の手に重ねられたサガの手を掴むと、そのまま、サガを引っ張り駆け出した。
まるで、勝手に自宮を出て行くのか!?の如く自宮を抜け出し、宝瓶宮目指して階段を駆け上がる。
駆け上がる途中、人馬宮に差し掛かる手前辺りで、上から降りてきたカノンと会った。
「そんなに急いで何処に行くんだ?そんなオマケ迄引き連れて。」
練り直して来ますm(__)m
「!?」
「!」
「カミュ!?」
「ああ、カミュみたいだね…。」
「何だろ?カミュに何か有ったのかな…。」
「そう…なのかも知れんな…。」
(どうせカノンがカミュを怒らせたか何かだろう。)
「何だろ…。俺、ちょっと見てくる!」
ミロはガチャンと乱暴にカップを置くと椅子を大きくガタンッと鳴らしてバッと立ち上がる。
それと略同時にサガがミロが立ち上がる為にテーブルについた手に手を重ねた。
「…、サガ…?」
「そんなに急がなくても、急を要する様な小宇宙でもなかったが…。」
「でも…!」
「ミロ…。」
(私の側に居て欲しい。私から離れないで居て欲しいのだ。ミロと私を引きなすのならば…、例えあの子達でも、私は…。)
「サガはカミュに何か有ったかも知れないのに心配じゃないのか!?」
「心配は心配だが、急を要する様な感じではなかったと言っているだろう。」
「だからって…!俺、行く!」
「ミロ…。」
「………。俺、もう子供じゃないんだぞ。そんな咎める様な目をされても…。」
「………。」
「サガの方が、よく分かってるくせに…。俺が子供じゃないって…。」
「ミロ…。(この子は………。)
ならば、ミロも分かっているだろう。カミュも子供ではない…。」
「そう、だけど…。」
口籠りミロは俯いた…。
だが、その直後。バッと顔を上げると、
「えぇい!まどろっこしい!」
そう叫ぶと、えぇい!面倒!とばかりに、自分の手に重ねられたサガの手を掴むと、そのまま、サガを引っ張り駆け出した。
まるで、勝手に自宮を出て行くのか!?の如く自宮を抜け出し、宝瓶宮目指して階段を駆け上がる。
駆け上がる途中、人馬宮に差し掛かる手前辺りで、上から降りてきたカノンと会った。
「そんなに急いで何処に行くんだ?そんなオマケ迄引き連れて。」
練り直して来ますm(__)m
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