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仔双子ミロ-Ⅵ

2013/07/24

忘れないうちに一気にいきたいです。
サガさんの性格が変わった?その分カノンさんがサガさんの願望表に出してくれてます。


翌朝、カノンの必要品を買いに行く事になっていたのだが、カノン本人が共をすれば大丈夫だろうと、昨夜の話に少し引っ掛かる事が有った私は共を断り、ミロとカノンを二人にさせる事に断腸の思いで二人を送り出した。

私は、相変わらず、美しい紅色の薔薇が咲き誇るテラスで本を開いた。
その本は、この国の事に興味を持ち、王家の歴史や伝記、民話等をミロと買い出しに行った際に購入してもらった物の内の一冊だ。
別の、王家の歴史の本で知ったのだが、この国の在位中の国王は名をアイオロスと言い、前にミロが言っていたのと同様、国民想いで責任感や正義感の強い、国民から好かれる大層立派な国王であるらしい…。
奥方はアフロディーテと言う名の、王家始まって以来、並ぶ者がおらぬと言われる程の美貌の持ち主らしい。正に、美の女神アフロディーテそのものだと言う噂らしい。確か、ミロもそう言っていたな…。
薔薇を愛でる麗人で、自分で育てた薔薇園が大層美しいとか…その様な事が書かれていたのだが…。

(この本だ…。この国の民話らしいのだが…引っ掛かる事が多い…)

春夏秋冬、四人の精霊が順番に大地の真ん中の祭壇で宝玉に力を注ぎ、四季が訪れるのだ。
ある時、冬の精霊は力尽きてしまった。だが、多くの精霊の中に、冬の精霊の力を継げる精霊がいなかった。
「困った。このままだと冬が訪れないぞ。」
「冬なんて来なくても良いよ。冬なんて寒いだけで花も咲かないし。」
「駄目だよ。四人の精霊が順番に力を注ぐから宝玉に力が宿るんだ。一人でも宝玉に力を注がなかったら、宝玉は力を失って石になってしまう。石になった宝玉は二度と元に戻らないし。季節を変える事が出来なくなる。この大地にどんな季節も来なくなるんだ。」
「大変だ!どうしよう!」
「そうだ!この国の王様に相談しよう。王様だって季節がこなくなると困るだろうし。きっと、相談に乗ってくれる筈だ。」
精霊達は王様に相談しに行きました。
「成る程。これは一大事だ。どうしたものか…。そうだ!女神様にご相談しよう。」
王様はこの国を見守る女神様に相談に行きました。
「成る程。よく分かりました。氷の王にお願いに行きなさい。冬の精霊の様な冷たい力を持っているのは氷の王だけなのですから。」
王様は氷の王の所にお願いに行きました。
「お願いです。氷の王。宝玉が力をなくさない為に、大地に四季が訪れる為に、貴方の力をお貸しください。」
「何故私がお前達に力を貸してやらねばいかんのだ。大地に四季が訪れ様が訪れまいが私には関係のない話だ。」
「そこを何とか!何とぞお願いします!私に出来る事があれば何なりと氷の王の為に力になりましょう。」
「ほぅ。それが誠ならば、お前の治める地に私が出向くだけの価値が有る様にしておけ。春が訪れる迄の冬の間、私がそこに留まっても良いと思える程の国一番の美しき者を私に捧げよ。」
王様は国に帰って、城の者達と相談しました。
「国一番の美しき者は王妃様ではありませんか!」
「王様のお妃様を捧げるなどもってのほかです!」
「私だって大切な王妃を捧げるなど出来ん。だが、氷の王の力を借りなければ大地が死ぬ…。私の大切な民が死ぬ…。その様な事は私には出来ん。どうすれば良いのか…。」
「王様…。」
「妃…。」
「王様。私も愛しい貴方様のお側を離れるなど出来ません。ですが、民の事を思うなら致し方ないと思います。」
国一番の美しき者は王妃様。氷の王との約束とは言え、簡単に差し出す事など出来ません。皆困ってしまいました。
そこに氷の王が現れました。
「約束だ。国一番の美しき者を頂きに来たぞ。」
氷の王は燃える様な美しい紅い髪を翻し王様達の前に近付いて来ました。何と美しい方なのでしよう。宝石の様な美しい紅い瞳が冷たく皆を射抜きます。
「この者が噂の薔薇の君か。確かに美しい…。美しいが、私はこの者を頂くぞ。」
氷の王はそう言うと、燃える様な美しい紅い髪を翻し王様と王妃様の側に居た王子様をその腕に掻き抱きました。
王様や王妃様や城の皆は突然の事でびっくりしましたが、王妃様は叫びました。
「王子は私の何よりも大切な宝!お願いです!連れて行かないで下さい!王子を連れて行くのならば代わりに私を連れて行って下さい!」
王様も叫びました。
「王子は私達の大切な宝!妃も私のかけがえのない宝!どうかご慈悲を!」
「この国の国王は随分と勝手な事を言うのだな。私の力を貸せと言い、王妃を捧げるのも王子を捧げるのも嫌だと。慈悲をかけろと言う始末。私は好き好んで此処に来た訳ではない。お前が先に私の力を借りる為に交換条件を持ち掛けたのだぞ?私のクールに徹した心は大地に頭を擦り付けて拝まれても慈悲をかけようなどとは思わぬ。」
氷の王は冷たくそう言いました。
「父上、母上。大切に思って下さってありがとうございます。ですが、何も損なわずに全てを上手く纏めるのは無理なのではないでしょうか?父上も母上も民には必要な大切なお方。私が氷の王の元に参りましょう。」
「王子!」
「王子…」
「父上、母上。私は人身御供だなどと思ってはおりません。私の心は氷の王に奪われました…。このお方に望まれるのならば最早本望です。父上、母上。私をこのお方の元に行かせて下さい。お願いします。」
「王子…」
「王子…」
「氷の王、貴方が望まれた国一番の美しき者は母上です。私ではありません。それでもよろしいのですか?」
氷の王は腕に掻き抱いていた王子様を抱き抱えました。
「私にとってそなたこそ国一番の美しき者。耀く金の髪、美しい蒼の瞳。私の紅によく映える。そなたには紅がよく映える。そなたは美しい…。」
王子様を頂いた事で氷の王は力を貸してくれました。
王子様がお城を出る時に王妃様は自分が育てた薔薇を王子様に渡しました。
「王子。お父様と私の子を大切に想い見守る気持ちはこの薔薇が咲く限り貴方と一緒です。」
王様と王妃様と王子様、そして国の宝である民の事を互いに大切に思い合う気持ちに心を撃たれた女神様は王妃様の想いを王子様の薔薇に遷して、王子様の薔薇は王子様の側で何時までも何時までも美しく咲き誇っていました。
おしまい

(………。
単なる思い過ごしにしては共通点が多過ぎやしまいか?
金の髪に蒼の瞳の王子…。王子の側で何時までも咲き誇る薔薇…。薔薇の君と呼ばれる王妃…。そして、暑いのが苦手だという友人…、冬の間だけ来る氷の王…。
ミロ…。)


一端終わります。
民話(と、言い張ってみる)が長過ぎましたね(>_<)途中で飽きて、クールに徹するとかシャカさんの名台詞とか…f(^^;
散々、薔薇薔薇薔薇…田原俊ちゃん並に言ってて、やぁ~っと!アフロさん出てきました(^o^;)
最初に王様と王妃様の話題を出した時は、私の頭の中で王様はシュラさんだったんですが、アフロさんにシュラさん足してもミロさんじゃないな…。アフロさんにオロス兄さん(若しくはリア)足した方がミロさんじゃね?ってなり、リアよりオロス兄さんのが王様っぽいかなぁ…。サガ出してんだからオロス兄さんにするかぁってなりましたf(^^;
ぶっつけでいってたら、話の主旨がずんずんずれてる様な…(>_<)
紅い髪のお方もやっと出ました。

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プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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