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受け継がせますか?

2015/03/29

「で、あの子なんだけど…。ある日突然DNA鑑定証持って現れたんだよ。『何?この貴方の子よ。認知してよね。』みたいな展開!?って、焦ったけど、俺の記憶には外で子供をつくる様な事した記憶なんて一切無い!記憶違いでもなんでも無いぞ?俺には常にカミュが付いて回ってるからな。カミュの目の前で紅い髪の女性となんて…。そんな大それた事したら嫌でも記憶に残るだろ?普通!だから、絶体!無い!訳。
でぇ、間違いですよって、俺のDNA鑑定してやったの。そしたらな…。
完全に一致する訳よ…。
アデノシン三リン酸の塩基配列の並びが…。デオキシリボ核酸だリボ核酸だヌクレオチドだなんて遠の昔に習った事覚えてねぇよ!って書き手がぬかしてるから詳しくは言えないが、一致する訳よ…。
あの子の母親と!!!」

「「「はいぃぃ~!?」」」

流石、聖域グランドコーラス。ハモりはバッチリよ。

「そんな反応になるよな!俺だって大得意の『は?』を凄い声量で連呼しちゃったさ。
だから、訳が分からないけど、俺の子…らしい…。」

「「「………。」」」

今は休止符のパートらしい、聖域合唱部。

「カ、カミュは?訳が分からないけど、ミロが母親DNAと一致したなら。カミュが父親って言われてるし!何か知らないの!?」

「うむ。
全く記憶に無い。」

「おまっ!!!子供つくって記憶に無いとか!何て無責任だ!ミロが可哀想だろ!女の敵だ!去勢だ!去勢!エクスカリバーしてもらえ!シュラ!いけっ!」

「いや…、俺、女じゃないし…。」

「確かに、ミロが女性ならば孕んで当然の事を毎日毎晩これでもかって位に注ぎ込んではいるが………。」

「そ、そんな事皆の前で言わなくて良いよ!!」

「ミロは生物学上懐妊も出産も無理な事。ならば、私の記憶に無いのも致し方無い。
勿論、無責任な真似はせん。私の子で有るならば責任を取って当然。それがミロの子だと言うならば責任などと義務感の有る言葉では無く、『ぃぃやっほ~!』と髭の配管工の様に全身全霊全力で喜ぶ事だ。
見よ!私のこのとびきり最上級の歓喜に満ちた笑顔を!」

カミュは己の無表情な顔を指差す。

(((何処に笑顔が…?その顔に笑顔の欠片も見付けられませんが?)))

「そうか。ならば、二人で大切に育てあげてやれ。」

「目出度い事じゃないか。そうか。カミュもミロもそんな歳になったか。」

「おめでとう!二人に似て可愛い子だな!」

「ありがとう。皆。一家の大黒柱として妻子を一生守ってみせよう。」

「いやいや、いやいや…。お前等納得すんなよ!産んだ記憶も無いし、端から産めないし。全然!丸く収まる事じゃないんですけど!」

「そっか。そうだったね。」

「そうだな…。」

「もう、どっちでも良いだろ?」

「良くねぇよ!」

「カミュ、何か無いの?何でも良いから何か思い出してみなよ?」

「適当だな、お前等…。」

「ふむ…。何か…。何か…。」


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プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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