FC2ブログ

カミュミロ降臨りて来た。

2015/06/24

その様なミロの身に起こった事を馬鹿馬鹿しい話は勿論省いて、ミロに話して聞かせる老人。

「そんな事が…。」

「崖から転落しても命が有ったのも、生死の間をさ迷う様な重傷も短期間で快復されたのも、全てアテナ様の御加護と蠍座様の普段の鍛練と鍛え抜かれたお身体、ご自分では分からぬかも知れませんが、貴方様に宿る潜在能力のおかげでしょうな。」

「………。そう、なんでしょうか…。」


何故、私ばかり遠方の任務に出される。何の陰謀だ…。『長年シベリア暮らししてたんだから聖域離れるの慣れてるよね?』では無いぞ。全く…あの教皇は…。

私は以前と同じ様に任務の帰りにアテネ市街から程近い市街に立ち寄り身体を労う。任務とは言え、今の聖域に直帰する気にはなれない…。暫くお暇をもらおうか…。シベリアに居た方がまだマシだ。そうすれば、ミロを捜せるかも知れない…。

「あの…。水瓶座様…。」

「お前は、あの時の…。」

「覚えておいででしたか。はい。以前お会いした私でございます。」

「今度は何の用だ?まさか、姿を見かけた故声をかけた、などとは言うまいな?」

「その様な事は!滅相もありません!」

「では、何用か?」

「実は、蠍座様をお見かけしたとの噂が…。」

(何だと!?)

「貴様、何の了見だ?教皇ご自身が私に知る手立てを絶たれておいでなのだぞ?お前達にもその様な通達が有るのでは無いか?教皇の通達を破る、聖域への謀反の意と判断し、今此処で貴様を制裁しても構わんのだぞ?」

「謀反の意などと滅相もございません!しかしながら、神官長様が、水瓶座様が余りにもお気の毒だと、全ての責任は神官長様がお持ちになると。私とて、この様な事は…。しかしながら、あの様な高位のお方に座して頭を下げられては…。」

「皆迄言うな。直属の上の者に土下座迄されて断れぬ事情は理解する。」

(私とて、一度は敵を欺く為とは言え、教皇の命でアテネに対し…。
しかし、僅かな綻びとは言え、この様な事が起きる様では、この者も長くは無かろうな。
神官長…。あの老人か。確かに、あの老人は我々に対し甘かった。孫に接する祖父の様な所が有った。今回も老い先短い己の身よりも私を優先したと言うのか?
だが…。)

(偶然、私が休暇中に出向いた先でミロに出会す可能性は0では無い。全く有り得ない事では無いのだ。そう、偶然、な…。)

続く。


関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

最新トラックバック
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ