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カミュミロ降臨りて来た。

2015/06/24

「私は…カミュ。水瓶座のカミュ、だ。お前の…、ミロの、古くからの、………友人、だ。」

友人…、我々の関係は、その言葉で表す様な仲…だったろうか。友人。自分で言った言葉なのに、ミロとの距離が急に遠退いてしまった様な気持ちになる。私はお前の親友だ、と、何故、胸を張って言えなかった…。
言った所で、ミロが戸惑う姿を見るはめになるのは明かだ…。親友だと言われた相手が戸惑う姿など見たく無い…。否、相手に戸惑われる自分を見たく無いだけだ…。だから、私は、今迄も………。

「カミュ…?」

「誰にも、何も聞いていないのか?」

「俺が蠍座なのは聞いた…。何故、蠍座と呼ばれるのかも…。でも、そんな事聞かされても、俺には何の事だか?って…。」

「そうか…。此処には誰か尋ねて来る者はいないのか?」

「否、誰も。」

聖域の者は誰もミロの安否を確認しに来たりしないのか?それとも離れた所から照覧しているのだろうか?
ミロは私に明かに警戒心を抱いている…。消沈した気持ちになるが、それで良い。知り合いだと名乗る者を誰でも懐かせる様では困る。…それは、心配になる………。

「急に訪れて驚かせてしまっただろうな。」

「それは、まぁ…。」

「慣れない事で疲れが出ても困る。まだ本調子では無いだろうからな。今日はこれで帰るが、…また、尋ねて来ても良いか?」

「あ、ああ。…うん。」

「そうか。」

カミュと名乗る、俺の友人…だと言う人は、とても柔らかな笑みを浮かべて帰って行った。
彼は、信じても大丈夫な人なのだろうか…?

続く。




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プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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