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末っ子は誰だ?

2016/03/18

見目麗しく最強の戦闘力を併せ持つ黄金聖闘士達が、まだその黄金に輝く聖衣を手にする前のお話。

幼児達が星の導きでポツポツと、だが、確実に最強の12人が揃うべく聖域に集まりつつ有った。

聖域に連れて来られた幼児達は星の導きに選る修行地が決まる迄、聖域で最強の黄金聖闘士の地位に就く年長のサガとアイオロスに手解きを受け、確実にその実力を上げ、星に導かれた秘めた桁の違う能力を発揮しつつあった。

生まれた国の為か、先に聖域に連れて来られたやや年端の行く幼児達の次に、同い年の幼児よりもやや早くに連れて来られた幼児が二人。
聖域の在るギリシャの生まれのアイオリアとミロ。

生まれ持った負けず嫌いな性分のせいか、アイオロスの弟で有るアイオリアにとかくライバル意識を剥き出しにし、優位に立ちたいが為に、身長の㎜単位に迄拘りをみせる位であった。

特にアイオリアに黄金聖闘士の兄が居る事に対する敗北感は激しく、もう一人の年長の黄金聖闘士サガに実の兄の様に接し、本当の弟の様に独占する様になった。
そんなミロの接し方に戸惑うでも無く、サガ自身も「弟は自分より幼く素直な方が可愛い。」と、周りの者達が、『サガ(様)は何を言ってる(おっしゃってる)んだ?』と、小首を傾げる様な事を時折呟き、ミロに対して実の兄の様にたま~~~に厳しく、殆っっっど甘く、言わば、滅茶苦茶甘やかして接していた。

身長の㎜単位に迄拘りをみせる様なミロは髪の長さ一つにも拘り、アイオリアより髪が長い、長い俺、アイオリアより格好良い!と、アイオリアが反論出来ぬ様に「サガみたいに!」と言う枕詞も忘れず、訳の分からない持論を振りかざし、着々と金のモフモフ長髪男子への道を歩み始めていた。

同い年の幼児が一人、また一人と増えるに連れ、同い年の中でも月が早くに生まれた者が誕生日を迎えると三歳から四歳になるに連れ、同い年の筈なのに年齢を答えればまるで一年年長の様に聞こえる事に歯噛みする様な思いを抱いた。
まだ二人共誕生日を迎えてはいないが、最大のライバル・アイオリアが自分よりも早くに誕生日を迎える月に生まれている事に対しての、聖域に連れて来られた未来の黄金聖闘士になる幼児の中で、自分が一番年少者であると言うミロに叩き付けられた事実に対する敗北感は、ど~~~~しても拭い去る事が出来なかった。
それ故にミロの誕生月への拘りは凄まじい物へとなった。

続く。





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尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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