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末っ子は誰だ?2

2016/03/19

皆が先に誕生日を迎え、漸くミロも誕生日を迎え、ミロも年齢だけ聞けば皆と同じ年齢に。同い年なのに一人年齢だけ聞けば皆より年下か?と勘違いされる様な事は無くなった。

それから、暫くして…。
まだ星の導きにより聖域に姿を見せていなかった人物が聖域に現れた。

12人の黄金聖闘士が揃うべく聖域にやって来たその人物は…、

ミロが年齢や誕生月への拘りをみせようと、どう抗おうが敵う筈無い、既に黄金聖闘士になって200年以上、年齢が敵わぬならば、せめて誕生月で!と、無駄な足掻きをみせても天秤座の方が先に誕生日が来る

…様な人物では無く、
紅の髪が鮮やかな、ミロ達と同じ年齢程の幼児であった。

初対面だと言うのに、他の仲間達が聖域に来たその人物に歓迎の言葉をかける中でだ、只一人、ミロの第一声はこうであった…。

「お前、何歳だ?」

第一声がそれな人物に、怪訝そうな表情を一瞬見せたが、特に気にも止めないと言う様な、無表情とも言える…
否、平たく言ってしまえば無表情だ。
無表情で高低も無い淡々とした声色で

「………四歳。」

静かに返した。
質問して来た相手に何の興味も無い様な言い方で…。

その返答の内容にミロは輝きを増した瞳を大きくしたが、即座に身構える様な目付きになり、犬科の動物が低く唸る様な声色で口を開いた。

「何月生まれ…だ…?」

ある意味威嚇する様な問われ方をしたと言うのに、質問を受けた人物は表情一つ変えず先程と同じく高低の無い声色で返す。

「………二月。」

その返答を聞いたミロは、まるで真夏の太陽の光がサンサンと降り注ぐ向日葵が花開いた様な笑顔になると、

「そうかぁ!お前、二月生まれかぁ!
同じ歳だし!二月生まれだし!
俺のが歳上じゃ~ん!
俺のがお兄さんじゃん!
ああ。俺の事は『ミロ』と呼んでくれ。
勿論、『お兄さん』でも良いからな?
そうだ!まだ名前聞いて無かったな。
お前…オホン!君の名前は?」

満面の笑みを浮かべ弾む様な声色で一人一方的に話すミロは、嬉しさの余り顔がずんずん上を向き、言い終わる頃にはまるでハンコックの見下し過ぎて見上げてる~!の如く空を仰いでいた。
思わずお前ハンコックじゃなくてシャンクスだろ!とツッコミたくなるが我慢だ。

一人上機嫌なミロを他所に、ミロの後ろで冷やかな表情や心優しき者は苦笑いを浮かべるが、折角のミロの笑顔が壊れる事を懸念したサガが皆に、後でちゃんと伝えるから今は僅かな間の夢を見させてあげようね?と、
言いたげな表情の笑みを幼児達に向けていた。

続く。







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No title

新しいのきましたね! 子供カミュミロ、楽しみです♡
mm単位で競ったり、生まれ月で競ったり、どんだけ負けず嫌いなんだよ、子ミロたん!(笑)
てかお兄さんになった気満々で大威張りなのがカワイイ(*´ω`*)
続き頑張って下さいませ~ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

番長も読み進めてます♪
黄金魂の流れをそのままギャグ変換されててスゴすぎですよ!
よくぞここまで(笑)
カミュが根暗っぽくてボソボソしゃべるのとか行動が突拍子もなかったりとか、カミュはコミュ症だと勝手に思っている私のイメージにピッタリで嬉しいww
今、ムウがシャカのところに転がり込んだ後辺りまできています。
ムウに頭が上がらない?シャカもなんかイメージどおりで笑ってしまったww
特に、開いた……シャカの、シャカの…閉じられた…口が。「はい…。」とかって、弱っちぃシャカがもうっwww
好みすぎる!(大笑)
さてさて。この次からまだPDF化できてないので、今から作業しなくっちゃ♪
プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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