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末っ子は誰だ?5

2016/04/03

「それで?その後どうなったんです?」

「うむ…。ムウ…。」

「極短回文は結構ですから。」

「う、うむ…(別にそんなつもりじゃ…)
あの後だな…。」

良い機会だからとミロの勘違いを漸く何年越しで訂正したカミュ。
と、訂正されたミロ。
自分のお馬鹿過ぎる勘違いを訂正されたミロは真っ赤になってうつ向き、余程自分のお馬鹿具合が恥ずかしいのかと思われたが、
拳をギュッ!と握った後、バッ!と顔を上げた。

そのバッ!と上げられた顔は、キッ!とカミュを睨み付ける怒りににも似た表情で、

「おっ!お前のが!お前のが歳上だとしても!
俺より歳上だとしても!俺の方が先に聖域に来たんだからな!お前の方が後から来たんだからな!
だから…、だからっ!
俺の方がお前より先輩である事には変わり無いんだからな!」

と、怒鳴る様に声を上げるとその場から走り去った。

「………のだ。」

「はぁ!?
物凄い長期間勘違いしていて、その自分のお馬鹿っぷりが恥ずかしくて赤面してうつ向いたのかと思えば…。
この期に及んでまだその様な事を………。
先に来たから兄さんなんて…、何処の芸人システムですか?聖域はお笑い養成所ですか!?」

「いや…、お笑いで無くとも年齢に関係無く兄弟子・弟弟子等の関係になるので一概に間違いとも言えぬのでは無いかとも思うが…、だが、聖域がお笑い養成所だ何だと言うのは勘弁してもらいたい…。」

「当たり前です。我々が修行して修得した技は一芸じゃありませんからね。聖闘士はパフォーマーじゃありませんからね。
何にしても…、また荒れそうですねぇ。本当に迷惑な話ですよ…。」

そんな事が有った後、昔、まだミロ達がもっと幼かった時の様に、訳の分からないライバル意識を持って、くだらない事で競いたがる迷惑な豆台風の様なミロの姿が再び…。
だが、今回は誰彼構わずでは無く、迷惑を被る相手は、ミロが迷惑をかける相手はカミュのみであった。

だがしかし、顔を会わす度にいくらミロが自分の方が何だと噛み付いてみても、当のカミュにとっては、
まるで公園でリードを外され自由気ままに縦横無尽に走り回り、他の来園者にキャンキャンギャンギャン足元で吼えている、ウザッ(-_-#)飼い主が近くにおらんかったら翼君のボールは友達!みたいにキャーン言わしたるぞ。調子乗んなやコイツ(-_-#)と、実際には飼い主が近くに居なくてもやりませんが、そんなうっとおしい小型犬が足元で跳ね回っているからスルーしとこう。
位の存在であった。
勿論、カミュは上記の様な事は内心思わず、只単に相手にしなかっただけであったが。
そして勿論、第二次成長期の兆しが見えるカミュと成長の遅いチビッ子ミロと言えど、そんな大人と小型犬程の大きさの差が有る訳でもない。そんな何処の王国の国民じゃあるまいし…。


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兄弟子、弟弟子……氷河もザックんより誕生日は早いけど、弟弟子だし、弟分っぽいですしねw
続きが気になるけどお母さん方はこの時期、忙しいのでせっついたりせず、大人しく正座して待ってます(笑)
プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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