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王様だ~れだ?9

2017/03/01

「え…、俺が悪いの…?絶対違うと思うんだけど…
それならムウとアイオリアにも言えよ…。」

「ん~!!
applerose!!」

「痛ぁ!!」

ミロのふわふわ金髪に真紅の薔薇が咲いた。

「うむ。何故だか『スコーピオンの針』では無く『スコーピオンの牙』スカーレットニードルもその薔薇で突き刺しまくれば良い。やはり問題無い訳だな。」

目の前の剣幕にも頭の天辺に薔薇が咲く間抜けな姿にも動じず一人納得しながらその二名に論ずるカミュ。

「え…?否、カミュ、それは………」

「教皇の間への階段の様に宮迄の階段に薔薇を敷き詰めて置けば相手が勝手にへばって動けなくなり、宮に来た途端にリストリクションをかけたも同然!
我が技に似た技は我が技も同然!だ。」

「いやいやいやいや!それ絶対違うと思うぞ!?」

「15発目に『アンタレス!』とか言いながら白薔薇を突き刺してやれば良いだけの話。
うむ!問題無いぞ。」

「「おいおい、おいおい…。」」

アフロディーテが努めて冷静を装おう為に、前髪を掻き上げ、一旦落ち着く…。

「百歩譲って…本当は微塵も譲れないが!…譲ってだ。
天蠍宮ではそれで良いと…本当は微塵も良くないが!…良いとしてだ…、ミロはどうする?双魚宮で………」

「逆の事をすれば良いだけの事。
『ロイヤルデモンローズ』と言いながらリストリクションをかけ、『ピラニアンローズ!』と言いながらスカーレットニードルを撃ち込み、『ブラッディローズ!!』と叫びながらアンタレスを撃ち込めば済むだけの事。
我が技に似た技は………」

「「それはもう良い!!」」

「またまたシンクロした…。やはり問題無い。」

一人納得し「うむ、うむ」と頷くカミュ。

「何か本当に問題無い様な気がして来たねぇ。
そろそろ観念する?王様の命令聞いちゃう?」

高みの見物とばかりにウキウキしたシオンが口を挟む。

「うむ。教皇の仰有る通り。
何も問題無い。とっとと入れ替わるのだ。」

「って言うかだね!何でそんなに入れ替わらせだがる!?」

「隣の宮がミロの宮だと嬉しいからだ。(キッパリ)」

「「な………」」

アフロディーテとシュラが絶句した。

散々気を使わせて迷惑を被らせて来た相手に何て事を…!!

…と、言うか…
筆者が趣味に走り出した…
これはヤバい…

「取り敢えずだ!
ミロの宮が私の宮の後ろならば!
弟子が何だと私情を挟まずに真剣に自宮を護って敵を全滅させて蟻一匹次の宮に通しはせん!」

「既に私情挟みまくってるだろう!」

黄金聖闘士一同(マイナス1プラス弟プラス教皇)の大合唱が起こった。
ゾディアックコーラスだ。

「筆者が趣味に走り出したならば、頼りは君だけだ。
その内筆者も趣味から方向転換するだろう…。それ迄持ち堪えろ。ミロ。」

「う~ん…。

あのな…
俺の宮ってずっと両隣無人だっただろ?
今は隣に老師がいらして、アイオロスがいる訳だ…
両隣無人って言うのも寂しいもんだぞ?況してや子供だったしな…。
だから、今の両隣に隣人がいるって嬉しいんだけど…
それを俺から取り上げるつもりか…?」

効くのか?効くのか?

「ならば尚の事隣人が不在で無い宮に来れば良い事。自宮を飛び出し癖の有る者には問題無かろう。」

効かなかった…。

「飛び出し癖なんか無いのだが…。
って言うか、一時はお前の宮も不在だった様な………」

ボソリと呟いたミロに割って入る強者が!!

「そうか!それを聞いた俺はとてつもなく嬉しいぞ!
兄さん感動した!
そうかそうか!ならば俺も一緒に引っ越そう!ハッハッハ!」

星矢のピンチに降り立つ射手座聖衣の様に射手座本人が降り立った!

ミロの手を引き本来アフロディーテが立つ位置迄来たアイオロスは、交通整理のお巡りさんの様に「はい、はーい」と、ミロが本来立つ位置にアフロディーテを並ばせる。

「あ!ミロは両隣と言っていたな!
老師もご一緒に如何ですか?」

にこやかに童虎に訊ね、聞かれた童虎も「面白そうじゃのぅ。」と、本来の大雑把な悪ノリお茶目な性格を覗かせる。

アイオロスはまたしても交通整理のお巡りさんよろしく「はい、はーい」とカミュをずらして、
既にずれてるカミュをずらして…おっと!ずれてるの意味が違った…
カミュをずらして童虎を列に入れる。

周りの者達はアイオロスのペースに巻き込まれ異議を唱える口を挟めない。

「お?
何だ、この二人が並んだら三人揃わないと寂しいな。
デスマスク、こっち。」

アイオロスは交通整理のお巡りさんよろしく「オーライオーライ」と大振りな手招きでデスマスクを呼び、シュラの横に立つアフロディーテの横に並ばせる。

「他に引っ越したい奴はいないかぁ?」

「ならば、私も移動させてもらいましょうか…。

ああ、アルデバラン。貴方が隣の宮なのが一番シックリしますので、是非貴方もご一緒に。」

ムウの柔らかな物腰で、有無を言わせぬ何時もの威圧感を感じずにはいられない言い方に、アルデバランは「あ、あぁ…。」としか言えずにムウに連なる。

続く






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非公開コメント

カミュヤバイΣ(´∀`;)

とことんカミュヤバイ人Σ(´∀`;)
年の差双子だけでも破壊力あったのに、もはやつっこみどころ多すぎて腹筋がww

それにしても兄さんは流石ですね〜(*´艸`*)
プロフィール

尾羽っSUN

Author:尾羽っSUN
オバハンが言いたいけど他で言えないって事をほざいてます。
主に腐話。主に聖闘士星矢。主に脳内妄想。
カミュミロが主のミロ受けがメインです。
他にはぶちまけたい愚痴とか、大好きなゲームの話題とかetc.

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